2005年3月10日


 
           「アマゾン展を広島で」
     

 あっと言う間に、節分も過ぎ、雛祭りも過ぎ。それにつけても、世の中不条理な出来事ばかり起きている。100%までとは言わずとも、それに近い全ての事柄が金、権力、地位、名誉とこの3次元でしか通用しない要因ばかりだ。まあお金は、この次元では必要だが、それとて、人を殺めたり、だましたりしてまで得ようとするのはいかがなものかと思う。自然を破壊し、次世代への蓄えまで食いつくさんばかりの我々の営みを改善しなければ、近い将来、この星で人類は暮らしていけなくなるだろう。

 アマゾン支援を初めて、そろそろ17年目に入る。我ながらよく続いていると感心するが、正直なところやめるにやめられない。支援対象地域の住民である、インディオの人々との信頼関係が確立し、共にアマゾンの森を守っているのだから、それなりの自負はある。

 沢山の方たちが資金面や精神面で支えて下さっていることが、すごく励みになり、ありがたい。一面識もなく、ただお便りだけなのに、不思議と連帯感を感じる。

 唐突だが、2006年秋に、広島で“アマゾン展”を開催することに決定した。何故広島?と思われる方もおいでだろうが、ひょんな事から広島に支部が出来、熱き仲間が加わった。大きなイベントは大方まず東京で開催することが当たり前になっているが、私はそれでなくても東京一極主義的な今の風潮が、あまり好きではない。丁度同じ時期に、ダライ・ラマ法王も広島で何かをなさるために来日する。アマゾンからカヤポ族の長老ラオーニをはじめとして、数人の呪術師をオープニングセレモニーに招待しようと思っている。

  “平和”を考える良い機会にしたい。広島の地に同じルーツを持つ偉大なる聖者二人が同時期に滞在することは、きっと大きな意味を持つだろう。アマゾンの工芸品、写真展示そしてワークショップなども考えている。沢山の方に是非おいで頂きたい。

 そして私は4月20日に20回目のアマゾンの旅に出る。11000本のマホガニーの苗木代(苗木代は約200円、セスナ機での輸送、人件費など約400円)1本600円の資金はまだ集まっていない。良質なマホガニーは乱伐され先進国に流れる。アマゾンの森の再生と活性化を目的とする、この乱伐跡地の植林事業にご協力頂けますよう、アマゾンの森に緑の子どもが育ちますよう、多くの方にご支援を切にお頼みしたい。



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