2004年10月15日


 
          「雨の精霊の名の学校」
     

 アマゾンの旅から戻り1ヵ月余りになった。帰ってから珍しく体調を崩し、医者などに行った。まあ今回は、笑ってしまうほど何から何まで、事が上手く進まず難儀したが、これも自然の流れだったのだろうと今は思えるようになった。長い間一緒に仕事をしていたブラジル人たちと意見が合わず決別したり、辛い思いもしたが、各々の人生での旅中、出逢いと別れはつきものなのでしょうがないだろう。縁があれば又、再会できるし。信頼しているパウロとは良き仕事のパートナーとして、志しを一緒に現在も歩んでいる。
 今年はターニングポイントになる年だと予感していたが、まさにその通りになった。アマゾン支援を初めて15年余り、なかなか状況は改善されないが、焦らず腰を据えて続けていくつもりだ。
 唯一よかったなあと思える事は、支援対象地域である、シングー地域とカヤポ地域の丁度中間地点に位置するピアラスという場所に、日本政府の助成金で学校を建設することが出来た。色々な機材購入はRFJが資金を出したが、いずれここは、この地域の拠点になる。この学校の名前を”ベップゴロロティ”という名にした。これは雨を司る精霊で、カヤポ族に親しまれている。彼らの文化を尊重し、インディオのテンポで、この事業を開始する。
 それにしても年々緑が減少し、今後どうなることかと憂いもするが、結果を心配するより、小さくても緑を残す行動を起こし、将来、緑豊かなアマゾンをイメージすることが、重要ではないかと私は思う。
 今日という日に感謝して、明日にかじりつくような勢いで我人生を進んでいきたい。



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