約3ヶ月のアマゾンの旅から10月末に戻ってきました。電気・ガス・水道そして貨幣制度が未だ確立していないインディオの社会に長いこと身を置き、慣れ親しんで暮らして来て、サンパウロに着くとアメリカのビル・アタックの映像がテレビから飛び込んできました。1ヶ月以上も前の出来事だったんですが、毎日のようにブラジルでもニュースとしてその後の流れも伝えていました。大統領のカルドーゾ氏は、ブラジルのこの件に対しての姿勢は”中立”といち早く宣言しました。この辺がすごいなぁって思いました。テロは良くない。さりとて戦争も良くないという訳です。
単純な疑問ですが、”何故、この時期にこんなだいそれた事をしたんだろう?その後、戦争になることは当然、わかっていただろうし・・・””それに私がテロをやりましたと誰も言っていないし・・・”釈然としないモヤモヤした気持ちになってきます。世界のごく一部の権力者達がコントロールしているようにも思います。戦争は一番の環境破壊です。
インターネットやらITやらと知識でおぼれそうになり、現実感の薄い数字だけのマネーゲームが巾をきかせている物質文明と、時計さえも持っていませんが、大地にしっかり足をつけて自然の摂理に従って生きているインディオの社会を比較しますと、次世代に対して明るい未来を感じることができるのは先住民の人々だと思います。これからますます不安材料が出てくるでしょう。個人の今まで生きていた価値観で、個が判断し、選択していかなければなりません。日本人が”烏合の衆”にならないことを望むばかりです。 |