RFJについて

大規模開発によって破壊が進行するアマゾンの森を、森に生きる人々が自身の力で守っていくーーそんな先住民族の主体的な取り組みをRFJは支援します。彼らが直面する課題や問題を深く理解し、彼らが真に必要とすることを共に考えるために、毎年現地を訪れて生活を共にしながら、様々な支援事業を展開しています 。

アマゾンの森で起きていることは、私たちの日本の暮らしに直接的にも間接的にもつながっています。「つながり」とは、たとえばアマゾンにおける農業開発や鉱山開発がもたらす大豆や地下資源を日本は大量に輸入しているという「原因」の部分であり、また、アマゾンの森林破壊が気候変動を引き起こすという「結果」の部分でもあります。

アマゾンの森は地球規模の大気の循環と水の循環をささえ、また炭素(CO2)を蓄える役目を果たしてきました。しかし、アマゾンの破壊は大気中に排出されるCO2の増加をもたらし、地球温暖化を引き起こす要因となります。そして温暖化によると思われる異常気象や大規模自然災害が、世界各地で増加しています 。

「地球の肺」とも言われるアマゾンの熱帯林。私たちの生活と命を守ると共に次の世代に安全で持続可能な地球を引き継ぐためにも、かけがえのないアマゾンの森を守ることは私たちの務めだと考えて、RFJは活動を続けています 。

代表挨拶

アマゾンの森が猛スピードで消滅しています。
その原因は私たち文明社会で暮らす人間の生活と大きく関係しています。
遠いアマゾンの森が壊れることは自然環境のバランスを崩し、
温暖化に拍車がかかり、次世代の存続も危ぶまれます。
経済優先の論理を緩め、SDGsをそれぞれの立場で実践し、
本来の自然の法則に従い私たちは生きていかなければいけないと考えます。
数万年前からジャングルで営んでいるインディオの人々と共に、
現地に赴き森が残りますように支援活動を地道に続けて参ります。

南研子
南研子

南研子プロフィール

女子美術大学油絵科卒業。NHK「ひょっこりひょうたん島」「お母さんと一緒」などの番組で美術制作を担当。
コンサートプロデューサー、舞台美術も経験。
1989年、イギリスの歌手スティングが「アマゾンを守ろう」というワールドツアーを実施し、来日した際、同行していたアマゾンの先住民のリーダー、ラオーニと出会い、それを機に同年5月に当団体を設立。
その後、年数ヶ月アマゾンのジャングルで先住民とともに暮らし、支援活動を続けている。

 

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